
コーチング、カウンセラー複業・起業の差別化戦略ばかり研究している八田です!(^^)!
言ったのに行動しない、やると言ったのにやっていない…
人と接していると、こんなことってよくありますよね。
そんな時に、その人に対してどのような声掛けをしたら効果的かということについてお伝えしたいと思います。
僕は今、教育NPOにて子どもに勉強を教えてもいるのですが、そこで、よく忘れ物をする子どもがいました。
見てみると、今日も、以前配布したプリントを持ってきていない。
そこで、普通の声掛けであれば、
「なんで忘れたの?」
というパターンが多いかと思います。
あなたも子どもの頃、忘れ物をした際に、学校の先生から言われた記憶があると思います。
その時、どのような気持ちになりましたか?
恐らく、責められてる感じがしたのではないでしょうか?
そうなのです。
「なぜあなたは~なの?」というフレーズは、問題の原因をその人に求めていて、それを言われた本人は縮こまってしまいます。
これでは、次回忘れないためにはどうしたらいいか?という建設的な話をすることはできません。
そこで、問題の原因をその人本人に向けるのではなく環境や仕組みに向けて、更に、過去にフォーカスするのではなく未来にフォーカスすることが重要になってきます。
具体的には、
「次回忘れないようにするには、どのような仕組みや習慣があったらいいと思う?」
などと聞いてみるのです。
このように言われたら、責められてる感じ、しますか?
ほとんど抵抗なく受け入れることができそうですよね。
僕が上記のようにその子どもに言ったら、その子は数秒間、固まっていました。
きっと、普段そんな風に他人から聞かれたことがないもんだから、答えに戸惑ってしまったんでしょうね。
しかし、数秒後、自分なりの解決策を考えて僕に伝えることができました。
以上のように、行動しないその人にフォーカスするのではなく、物事などにフォーカスする。
過去にフォーカスするのではなく、未来にフォーカスする。
行動を忘れる人、なかなか行動しない人を行動させるための大事な視点です(^^)